LatentRebatch

(comfyanonymous/ComfyUI)
latent/batch/Rebatch Latents
LATENT のバッチリストを再構成する

バッチリスト内のバッチが指定した長さになるよう、リストを再構成します。

リストを直接扱う、現在唯一の特殊なノードです。 他のノードでは、実行処理系がリストから値を一つずつ取り出してノードに渡します。

KSampler はバッチ内にある全ての latent 画像を同時に処理します。 latent 画像を一つずつ処理していくより処理のオーバーヘッドが少なくなるため、若干の高速化はできますが、VRAM の使用量は多くなります。 VRAM 使用量が容量を超えると計算ができないし、超えなくてもぎりぎりだと xformers による高速化が効きにくくなります。 このノードを使えば、オーバーヘッド削減の効果は得られなくなる代わりに、バッチと同じような使い勝手を実現しつつ、VRAM の使用量を減らすことができます。

他にも色々な応用ができそうです。 それから、pixel 画像版は (現在のところ) ありません。

latents

再構成の元となるバッチリスト / latent 画像を指定します。

batch_size

再構成後のそれぞれのバッチの長さを指定します。 例えば、入力されたバッチの長さの合計が 20、batch_size6 の場合は、長さが [6, 6, 6, 2] の 4 つに分割されます。

関連

使用例